- 木曽観音堂のほうずき市
2022年7月10日(日)、木曽観音堂で「ほうずき市」が開かれました。
地元で「木曽観音堂」と親しまれている吉祥山覺圓坊は、園城寺(三井寺)の覚円にゆかりがあり、開創約660年の古刹です。
ほおずき市は浅草寺で有名ですが、この日に観音様にお参りすると、46,000日(約126年)分もお参りしたのと同じご利益があるとされる「四万六千日(しまんろくせんにち)」のご縁日と言われ、古くから行われてきました。最初は港区の愛宕神社で始まったそうですが、その後、浅草寺でも行われるようになり、多くのお寺に広まったと言われています(諸説あります)。
今年は異例な早さで梅雨が明けましたが、夏を告げるこの風物詩に古くから多くの人が安寧を祈ったと思います。情緒ある季節の市に、久しぶりの多くの人が訪れていました。